血行が通常でなく、流れない、または流れにくいとはどうゆう状態かを考えると
@ 血管そのものが詰まる、または切れる。
A 血管そのものが通常より細くなる。
B 血管の管そのものの柔軟性がなくなる。
と言うことであり、こういったことが起きてしまう原因となることは何かというと
3) 病気怪我による外傷
6) 冷え性
9) 動脈硬化
11) 姿勢の不良や同じ姿勢を継続することによる圧迫
14) 天候による寒さ
15) エアコン等による冷え
16) 喫煙
18) 衣服等による体の締め付け
あたりではないかというのが前ページの結論です。この中で3)は、偶然起きてしまうものであり、基本的に避けることが難しいはずなので、対策としてははずします。
同様に自分ではどうにもならず予防的処置ぐらいしかできないのが14)や15)です。ただし15)はある程度改善が可能かもしれません。
11)や18)は日頃から気をつけていれば、それほど気にする必要もないような気がします。
従って残るのは6)、9)、16)ですね。このなかで6)と9)については、いろいろ考慮する余地があると思いますが、16)は、例えば禁煙に徹する等、ご本人がどの程度意識的にがんばれるかでも違ってくると思います。
ただし無理な禁煙によりストレスがたまってしまったのでは本末転倒。また職場で副流煙を吸わざるを得ないというようなことも考えられます。というわけでこの項目は個人差が大きいかもしれません。
ここまでで運動や食事以外で、日常生活を送る上で基本的に気をつけるべき事は網羅されているように思います。そして残ったのが冷え性と動脈硬化。
冷え性は毛細血管が収縮したり、血行が悪いことによって生じます。動脈硬化は動脈の内壁にコレステロール等のゴミがたまり、血液がスムースに流れなくなる現象です。
では最初にどちらを改善すべきか。ネットで調べてみると、動脈硬化の原因のほとんどは年齢と食事の偏り、そして運動不足のようです。この傾向が強くなると、末端に血液が流れにくくなるため冷えも起こりやすいようです。
ということは、血行(血流)回復のために、先ず最初にやるべき事は、この動脈硬化状態の改善です。
なんだか一般的な健康回復の話になってしまいそうですが、ここまでの話の流れとしては、ガンの予防や自力治癒のために、もし動脈硬化状態が存在するなら、自分で出来ることとしては、真っ先にこれを改善する必要があるということです。
その上で流れ始めた血液が、毛細血管の末端まで届くように冷えを改善しなければいけない、ということになりそうです。