C リフレクソロジー
ウィキペディアによれば、「反射療法」とも呼ばれ、主に足の裏(手の平等を含む場合もある)の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こる現象を活用し、疲労の改善などをはかる療法である」だそうです。
初期には「足裏マッサージ」とも呼ばれていたそうです。
我が家の近く公園に、足裏に刺激を与えるという目的で作られた、健康器具があります。10mぐらいの距離の円形のコースで、コンクリートの床に大小の小石が埋まっています。
ここを歩くと足裏から刺激が伝わり健康に良い、という触れ込みですが、これがリフレクソロジーですね。実際何回か歩いてみましたが、両側にある支えにつかまらないと、痛くてとても歩けません。
そんなに体中悪い部分があるのかとがっくりしたことを覚えていますが、同じ場所を息子が歩くと、くすぐったいとか痒いと言います。そんなに違うもんかと思いましたが、もしかしたら単に体重が違うだけかもしれません。
もう一つ、私はアトピーや喘息持ちで、これを治す方法の一つとして、低温度のアイロン療法というのを妻からやってもらったことがあります。
30Wぐらいの小さなアイロンを暖め、皮膚の上にタオルを置いて、その上からアイロンがけをするように暖めるというものですが、これがひじょうに気持ちがよい。
ある時肩甲骨のすぐ下のちょっとくぼんだ部分を暖めてもらっていたのですが、その時に何と足の裏にビビッと電気的な刺激が走るのを感じました。
この感触から、足裏と肩甲骨の裏側の神経が微妙に繋がって連携しているんだと言うことを実感しました。だから治療に効果があったというわけではありません。要するに足裏と背中の神経が繋がっていることが分かったと言うことです。
三点目。私は8年ぐらい前からバンコク旅行にはまっています。バンコク市街で街歩きをしていると、様々な場所で「足裏マッサージ」が行われています。
観光客向けのものから、地元の人向けまでいろいろあるのですが、観光客の一人として行くたびに足裏を含めてあちこちマッサージをしてもらっています。
この時いつも感じるのですが、ともかく足裏の刺激は痛いけど何故か気持ちがよいという不思議な感覚に浸れます。足の指の先端からふくらはぎにかけて、場合によっては1時間ぐらいかけてマッサージしてくれますが、終わった後は不思議と全身が軽くなったような印象を受けます。(マッサージ師さんが旨い人の場合です)
これもやはり足裏の刺激が全身の神経に繋がっている証拠かなと思えます。ある意味足に限ったマッサージと言えそうですが、実体験している私としては「効果がありそう」と思わざるを得ません。
ただし効果が免疫力の活性化に繋がるかどうかは不明です。
なおバンコクでこういった足裏マッサージを体験してから、「これは気持ちがよい」と思うようになって、自宅でも入浴中に自分の足裏を親指で押して、どこか違和感がないかどうか確かめるクセがついています。
実際に自分でやってみると分かりますが、押した瞬間に気持ちの良さを感じる場所と、軽い痛みを感じる場所があります。こういった感覚は毎日やっている内に少しずつ分かってくるようですが、痛いところを押してほぐすのがよいのか、痛くないところを充分に押した方がよいのか。
たぶん前者だと思うのですが、きちんと調べていません。ただ痛かろうがくすぐったかろうが、押してみて気持ちがよいと感じる部分を押すようにしています。