自分で出来る代替療法のまとめ


 この章の最初の方に、民間療法として「自分で出来ること」と「他人からしてもらうこと」の二つに大きく分けられると書いて、その後自分で出来ることをまとめてきました。

 結果的に思ったことは、体の健康状態や体力に応じて

積極的な運動療法:ダンス、太極拳、ウォーキング、サイクリング

軽めの運動療法:ヨガ、気功、ストレッチ

室内でゆっくりと:瞑想、深呼吸、アロマ、音楽療法

の中のどれか取り組みやすいものを選ぶか、さもなくばいろいろなものを組み合わせる方法が良さそうです。ただしどれも短期間で効果が上がるものではなさそうなので、継続的に行えるものという条件が付きそうです。

 その意味では、治療の主力はやはり放射線や抗ガン剤治療に頼らざるを得ない面があります。であるならば、免疫力の回復という視点だけでなく、放射線や抗ガン剤で痛めつけられた体を早期に回復させる補完療法と考えても良いような気がします。

 我が家の連れが化学療法の副作用で苦しんでいたときは、たぶん瞑想、深呼吸、アロマ、音楽療法といったことしか出来なかったと思います。(深呼吸も辛かったかもしれません)

 またクールごとの間の体力回復期には、ほんの少しですが病院内を一緒に歩き回りましたが、あれも運動療法の一つだったんだと今は思っています。

 また、病室内にアンプや音楽メディアを持ち込んで、好きな音楽は聞いていたようですから、音楽療法には近づいていたと思います。しかしこれも瞑想等と組み合わせ、もう少し計画的、積極的に取り組んでも良かったかと、この章をまとめながら、ちょっと後悔しています。

 というわけで、これでだいたい一人で出来ることは終了です。

 次に誰か他人に手伝ってもらって出来ることとして、すでに鍼灸、催眠療法、マッサージ、レイキ、ヒーリングタッチ、ホメオパシー、カイロプラクティック等の整体、リフレクソロジー、電磁療法といった項目をあげていますので、次ページからこれらについてまとめていこうと思っています。

 ただし基本的には家族で出来ることに限ろうかと思っています。と言うのも、これらの項目の中にはかなり専門的な知識と熟練度が必要なものも含まれているような気がするからです。

 なおこういった代替療法について厚労省がまとめたパンフレットがあります。私の手元にもありますが、ネットでも公開されていますので、紹介しておきます。

がんの補完代替医療 ガイドブック
 


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